青木 大登(Hiroto Aoki)

RESEARCHER

青木 大登(Hiro...

プロフィール

慶應義塾大学 理工学部卒業。東北大学客員准教授。

東京大学大学院にて修士(学際情報学)を取得。その後、東京大学暦本研究室の客員研究員および東京科学大学の研究職員を務める。研究のかたわら、スタートアップ数社でエンジニアとして開発から事業譲渡までを経験。軽量・無電源で利用可能なAR(拡張現実)ディスプレイ「Beaming Display」の研究開発に取り組んでいる。2025年、株式会社Iridescenceを設立しCEOに就任。XRやHuman Augmentation領域を中心に、デジタル情報を現実世界で五感を通じて体験できる未来の実現を目指す。

主な実績・採択歴

  • IEEE VRやTVCGなど国際会議・論文誌で成果発表

研究題目

大規模AR(拡張現実)に向けた軽量・電源レス表示システムの研究開発

研究キャッチコピー

ARを誰もが使えるインフラに。計算と重さは環境へ、表示と快適さはメガネへ。

研究ビジョン

現実世界にデジタル情報を重ね合わせるAR技術(拡張現実)は、人々の生活や仕事をより豊かにする可能性を秘めています。しかし、現状のARデバイスは、重量やバッテリー持続時間の問題から日常的な使用が難しく、サービス提供事業者にとっても、管理・運用コストが壁となり、大規模な導入が進んでいません。

本研究では、環境側に設置した特殊なプロジェクターから、軽量・無電源のメガネ型デバイスへ映像を照射するという独自の分離構造(Beaming Display)により、これらの課題を根本から解消します。表示機能と計算機能を物理的に切り離すことで、ユーザーが身につけるデバイスは驚くほど軽く、充電切れの心配もありません。一方で事業者は環境側の設備を一括して管理できるため、運用にかかる負担を大幅に軽減することが可能です。

私が目指すのは、電気や水道と同じようにARが社会基盤として当たり前に存在する「ARのインフラ化」です。エンターテインメント、製造、医療など多様な分野へ展開し、テクノロジーが日常に溶け込んだ未来を実現します。