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世界の若い才能と企業が集う 「東北大学 ZERO INSTITUTE」始動

  • #PRESS RELEASE

2025/07/30

  • グローバルな大学・研究機関に所属する若手研究者をVisiting Scholar(客員教員)に迎える。2028年度までに100名以上が活動するプラットフォームを目指す

  • 海外や企業での研究活動と並行して日本での研究や産学共創の拠点を望む若手研究者の声を受けて、多様な研究のあり方を実現し、若手研究者の新たな選択肢・キャリアを提案、国際頭脳循環を実現する

  • 企業との共同研究・社会実装からディープテック・スタートアップ設立まで、地球規模の社会課題解決に繋がるイノベーションを多数創出する

  • 新組織を2025年7月に設立。9月1日から本格的な活動を開始する

【概要】

東北大学は2024年12月に国際卓越研究大学第1号に認定・認可され、世界水準の研究環境を拡充しています。一方、グローバルに活躍する若手研究者からは海外でのキャリアと並行して日本での社会実装や産学共創環境を待望する声があります。また産業界においては、社会課題が多分野にまたがり複雑化する中、各地・拠点に分散する最先端研究へのキャッチアップが困難であるという課題があります。

本学は両者の課題を解決し、イノベーションの社会実装を進めるべく、グローバルに活躍する若手研究者との多様なコラボレーションを実現するプラットフォーム「ZERO INSTITUTE」を設立いたします。新組織は2025年7月に既に発足し、2025年9月1日より本格的に活動を開始します。

本取り組みに際して、一般財団法人「ZERO Foundation」および個人を通じて、10年以上に渡り400名超のグローバルな若手研究者の支援活動・資金提供を行ってきた渡邊拓氏を副インスティテュート長(本学の客員教授に就任)へ迎え入れます。同氏の実績・知見と本学の知見・経験を組み合わせると共に、様々な外部パートナーも交えながら新たな産学共創に取り組んでまいります。

【詳細な説明】

背景

世界で活躍する若手研究者から、所属する海外の大学・研究機関・企業でのキャリア研鑽は積みたいが、ルーツがある日本での社会実装や産学共創へも積極的に取り組んでいきたい、と環境整備を待望する声が多くありました。

同時に、社会的なイノベーションに取り組む企業・産業界には、社会課題や需要が多分野にまたがり複雑化する中、各地に点在する拠点を回り、分野を横断しながら最先端の研究活動・成果をリサーチする難しさがあります。

今回の取り組み

本学は両者の課題を解決するためにも、グローバルに活躍する若手研究者が社会実装に取り組み、そこから生まれるスタートアップや新たなイノベーション活動を企業や産業界が支援し共創していく、新しいプラットフォーム「ZERO INSTITUTE」を設立することといたしました。
企業と若手研究者がコラボレーションし、未来の地球規模の課題解決に繋がるプロジェクトやディープテック・スタートアップ創出など、イノベーションの社会実装を多数生み出してまいります。

【ZERO INSTITUTEの基本的な仕組み】

・世界中の研究機関・企業に所属する若手研究者をVisiting Scholar(客員教員)として招聘。

・Visiting Scholarと称号は異なるものの、若い異才とのコラボレーション機会を広く求める趣旨から、博士課程在籍中の人材へも積極的に門戸を広げるべく制度準備を進めている。

・若手研究者を対象として、多様な働き方・参画形態を実現。

・各研究者は一定審査を経た上で、自ら社会実装プロジェクトを企画・実行。

・本インスティテュートの取り組みに賛同いただく外部企業様は、スポンサーとして参画。

・スポンサー企業様は、従来の1対1の研究活動ではなく、本インスティテュートで行われる全てのプロジェクトの企画・内容へのオープンなアクセスが可能。最先端分野への新規事業・新技術投資のリサーチ活動へお役立ていただく。

・ZERO INSTITUTEでは研究者や連携企業とのスタートアップ設立を支援。資本政策やネットワーク提供等様々な側面からスタートアップ設立に取り組みやすい環境整備を行う。 

【運営体制】

本学責任者:遠山 毅(東北大学 理事 産学連携担当)

インスティテュート長:羽生 貴弘(東北大学 電気通信研究所 教授)

副インスティテュート長:渡邊拓氏(東北大学客員教授 / 一般財団法人ZERO Foundation代表理事/ HERO Impact Capital General Partner)

エグゼクティブアドバイザー(就任予定): 大柴 行人氏

今後の展開

ZERO INSTITUTEは、2025年9月1日より本格的に活動を開始します。

初年度はVisiting Scholar(客員教員)40名程の規模から始め、いずれ常時多様な分野で活躍する若手研究者が100名以上在籍する状態を目指します。

様々な研究分野に対し若手研究者と企業が共創し、未来に繋がる端緒を共に探索・発見することで新たな産業領域や世界を変えるディープテック・スタートアップ創出を推進します。

グローバルに活躍する若手研究者の方々には、日本での研究・社会実装活動に取り組む入口として、本拠点を活用いただききたいと期待しております。

グローバルに活躍する若手研究者との協働により、東北大学の国際卓越研究大学としての先駆的な取り組みやプロジェクトが繋がりを増やし、世界中の研究機関・組織と連携した、国際頭脳循環を実現する一大拠点として進化させていきます。

図1. :ZERO INSTITUTE概要

図2:ZERO INSTITUTEの特徴